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花粉症

こんな症状ありませんか

花粉症の症状は、毎年決まった時期に現れます。東京では例年2月に花粉飛散が観測されますが、実際は1月頃から症状を自覚される方が出てきます。典型的な症状には、水っぽい鼻水、鼻づまり、目の充血、目の痒み、涙が出る、くしゃみなどがあります。さらに、喉の痒みや咳、鼻づまりによる頭痛、微熱感、胃痛、全身の倦怠感、皮膚の痒みや発赤、下痢症状なども花粉症の症状として起こることがあります。

花粉症の症状は、即時相反応と遅発相反応とに区別されます。
即時反応は、花粉に触れた瞬間から、鼻水や鼻づまり、くしゃみなどのアレルギー症状が現れる反応です。一方、遅発反応は花粉に触れてから7時間以上経過後に、花粉がない場所でもアレルギー症状が現れる反応です。

花粉症とは

花粉症は、花粉が原因物質(アレルゲン)となって引き起こされるアレルギー症状です。花粉が目や鼻、口などから体内に侵入すると、免疫機能が花粉を異物として認識し、抗体を生成します。その後、花粉が再び体内に侵入すると、生成された抗体が花粉と結合し、ヒスタミンなどの物質が放出され、アレルギー反応が起こります。
くしゃみは、知覚神経の刺激によって引き起こされます。鼻水は鼻粘膜に刺激が加わることで生じ、鼻づまりは血管に刺激が加わることで起こります。体内で抗体と花粉が頻繁に結合すると、花粉に対する免疫反応が過剰になり、アレルギー症状の悪化に繋がります。

花粉症の原因となる植物

花粉症の原因となる植物は、国内で約50種類と言われています。主な原因となる植物には、スギ、ヒノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギなどが含まれます。中でも、スギによる花粉症が最も一般的であり、国土に対するスギ林が約12%、全国の森林の約18%を占めているためです。

花粉症の検査と治療

花粉症の検査

花粉症の検査では、以下の検査を行います。

鼻汁中好酸球数

鼻水を採取し、好酸球数値を調べます。

血液検査

血液を採取してアレルギー反応を調べます。

花粉症の治療

花粉症の治療では、主に対症療法と根治療法を検討します。

対症療法

アレルギー症状の改善には、さまざまな治療法があります。特に、鼻水やくしゃみ、鼻づまり、目の症状などに対しては、抗アレルギー薬の内服や点眼治療が行われます。症状の程度や眠気などの副作用に応じてお薬を選びます。
対症療法を行う時期は、花粉の飛散が始まる時期に行うことが有効とされています。

根治療法

根治療法は、花粉症に対する治療方法の一つであり、花粉に対する免疫を強化することを目的としています。この治療法は、減感作療法としても知られています。この治療法では、
花粉のエキスを舌下または注射で体内に投与し、徐々に濃度を上げることで免疫反応を調整します(例:舌下免疫療法)。この治療を受けた約80%の患者は、花粉の飛散が始まる時期に無症状または軽度の症状で済むと報告されています。
このように、花粉症に対する適切な治療を続けることで、重度の症状が改善し、日常生活への影響も軽減することができるとされています。

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